社会人になってから、学生の頃に取り組んでいた自己分析を今もしているでしょうか?
自己分析と聞けば、就職前の学生さんが希望の就職先へ就職するために行うのが一般的だと思います。その際に、一発勝負の面接試験において周到な準備と時間をかけてやりますよね。
面接で何を聞かれるのかを予め想定してから本番に臨みますが、自分の思っていた質問とは大分かけ離れた内容を聞かれて困ってしまった経験は、社会人になった今でも振り返った時に、ふと思い出す事があるかも知れません。
自己分析の目的として、学生さんは就職を決めるために自己分析を行う。対して社会人が行う自己分析は、日々の記録を振り返りながら自己成長を続けるためにあります。自己成長を続ける目的が、仕事のパフォーマンスを上げることで高い成果物が生まれること。さらに、会社に対しての貢献度が上がり、昇給やボーナスの増額につながることだと言えます。
ただ、そうはいっても、今更感が漂う自己分析を取り入れて明日からの仕事に活かそうとしても、気持ちと体がすぐに動く人はそう多くはないと思います。
ではどうやって自己分析を毎日の生活に取り入れていくのか? 参考までに一つの例を紹介したいと思います。
まず最初に目的=自分がありたい姿を決めます。(※管理人の忍者で言えば、仕事で評価されて昇給や出世のチャンスを広げることです。)
目的を明確にするために、自分自身の長所と短所をA4サイズの紙に書き出します。
例) | 良い点 | 改善点 |
---|---|---|
長所 |
・相手の話を素直に聞けること。 ・与えられた仕事は最後までやり抜く |
・時間配分が苦手なので、終了時間を予め決めておく。 ・物事の確認作業には、十分配慮をする。
|
短所 | ・気が短いため、飽きてくると違うことを始める。
・自分の思った通りにならないと、不機嫌になる。 |
・頭で分かっていることは、すぐに実践する。
・人の良いところを見習い、正しい判断力を磨いていくこと。 |
こんな感じで、ざっくり書いてみました。書き出してみようとして、何も思いつかない時には、自分の過去を振り返ってみて、友人や知り合いから言われたことを思い出してみたください。1つでも見つかると、そのまま続けて書き出しができると思います。
全て書き出すと、自分が思っていなかった項目が出てくると思います。受け取り方として、これは違うという項目にも素直に受け止める姿勢が大事だと言えます。
結論:過去の自分自身を振り返ることで、足りない要素や改善点が必ず見つかるので、定期的に書き出しをして、頭にインプットすることをおすすめします。